2012年8月14日火曜日

勤務先から学んだこと


 現在の勤務先で早4ヶ月が過ぎました。ブランドは男性用髭剃りのGillette、女性用カミソリのVenusを担当しています。業務内容は、年/月次の売上予測、予算管理等、財務的視点から売上に貢献する事です。尚、勤務地は東京の初台になります。

 最初に、入社前と入社後での価値観の変化について触れたいと思います。僕は入社前、英語で仕事をすること、海外で働く機会や、様々な国籍や文化を持った人と働くことに魅力を感じていました。それはOVALの時からの延長線上にあり、志望理由の一つでもありました。入社すると、メールは全部英語で、採用時にお世話になった方々はほとんどシンガポールに転勤され、上司は韓国人と、場所や人がMixされた環境が当たり前でした。そこで気づいたのは、僕がこれまで考えていた点は単なる条件であって、そうした条件下でも仕事ができる能力は必要だけれども、それ自体に意味はないということです。場所がどこであろうが、誰とどんな仕事をしていようが、表面的なかっこよさよりも、地味な仕事でも自分が心底その仕事が好きで誇りを持っている人が一番かっこいいということに気づきました。

以下、この会社でこれまで学んだ3つのことです。
1. Do the right thing
 正しい事を行う。研修の時から聞かされており、実際の仕事上でも実行されていると感じます。ここがきっちり守られている点は流石だなと思います。
2. Be fair
 一つ一つの仕事に対してLogicalであろうとするのはもちろん、常にフェアな視点を持つこと。特にFinanceはそれが期待されている役割であることを感じます。
3. 理詰めで考えぬくこと
 皆が左脳で話す会社なので、人を説得する時は常にシェアや昨対比などの数字を持って話す必要があります。また、人からもらった二次資料を鵜呑みにせず、重要な点は必ず一次資料に当たることも学びました。

 僕が今ここにいる目的は、20世紀を創ったとも言える企業で合理主義を体得するためなので、ここから学ぶべきことは最大限学びたいと思います。